Principle

経営方針

金融サービス事業としての投資手段やアレンジメントによる事業開発方法にとどまらず、「BCP:Business Continuity Planning(事業継続計画)」や世界的な目標として掲げられている「SDGs:Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」といったテーマを、当社に則した形で具体化させ達成率を上げるための組織改革を行い、財務状況の改善を目指します。置かれたポジションを常に見つめ直し、株主様をはじめとするステークホルダーの皆様方の信用・信頼の回復に努め、循環型で継続性のある事業に転換してまいります。明確な投資基準の設定による「基幹事業の開拓と継続的な運営」を経営方針として掲げさせていただきます。

VUCA時代が加速している事を再認識

変化が激しく不確実な上に複雑化する社会構造の中で、予測が曖昧で困難な時代であることを再認識し、生活者や企業を取り巻く環境変化、社会情勢、経済状況を多角的に把握するため、多くの情報や見識が必要となっています。古くから営まれている産業でも、人が変われば全く違った成長を遂げる分野もあるはずです。以前の常識が通用しなくなっている時代であり、過去の成功体験に縛られず柔軟な企業体質を構築していく必要があると考えます。そのためにも組織の基礎部分の改善として、経営本部の役割を明確化し、循環性のある思考習慣を改善していきます。

新たな成功へのプロセスの確立

社会はひとりひとりの違う物語の上に成り立っています。塊で見ていたものを分解しクローズアップしてみるとカラフルなイノベーションが埋まっている世界はまだまだあるはずです。『企業の長期的成長に重要な環境(E)・社会(S)・カバナンス(G)ESGに配慮した投資事業』を行うため『積極的な情報収集』『仮説立案』『多角的な検証』『強力な実行力』の思考意識改善による、RD室の開設を行い、段階的な検証に基づく新規ビジネスモデルの開発を行なってまいります。また既存事業に対してのマーケティングや検証、改善も行なってまいります。ナラティブなマーケティングを活用した多角的な協議を重ね、共生構造を見つけ出し「曖昧な境界線」を明確にし、新たな成功へのプロセスを確立してまいります。

新たな成功へのプロセスを確立する
新事業体制

コーポレート・ガバナンス基本方針

当社グループのコーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方については、次のとおりとする。
当社グループは、経営の健全性、透明性を高めるとともに、法令・社会規範・倫理を遵守した健全経営を確立・維持しながら、企業価値の最大化を図ることが重要であると考えており、株主、顧客、従業員、取引先、地域社会等のステークホルダーに対し、社会的責任を果たすべく業績の向上を追求する企業経営の基本的な枠組みのあり方がコーポレート・ガバナンス(企業統治)である。そのため、当社グループは、企業活動に係る全ての利害関係者の利害を重視し、経営環境の把握や経営判断の迅速化を図るとともに、経営の健全性および透明性を確保するための経営チェック機能の充実に努めることをコーポレート・ガバナンスの基本的な方針とする。